ヒップヒンジとは、下の画像のように、股関節を中心にして、屈曲-伸展(曲げ伸ばし)動作をさします。
RDL(ルーマニアンデッドリフト)の動作は、ヒップヒンジを繰り返すトレーニングになります。



ヒップヒンジができることは、スプリントやジャンプにおいて、股関節を中心に大きな力を発揮することにつながります。
逆に、ヒップヒンジが苦手な人は、膝や足首といった部位を過剰に使う印象があり、パフォーマンス低下や怪我もしやすくなります。
ヒップヒンジを身につけるためのポイントは以下になります。
➀肩甲骨の柔軟性を高める⇒肩甲骨を内転(寄せる)させることは、ヒップヒンジの必須条件になりますが、苦手な人が多いです。
肩甲骨の柔軟性を高めるトレーニング、オーバーヘッドプレスなどのトレーニングを継続します。その上で、「肩甲骨をくっつける」イメージづくりを繰り返し行い、肩甲骨を意識的動かせることを目指します。
筋肉で言うと、肩甲骨内転は、僧帽筋下部が主に担っています。苦手な人は、僧帽筋上部を使ってしまい、肩をすくむ動作になってしまう(下画像)ので注意が必要です。

また、動作中に、腰が丸まってしまう場合があるので、肩甲骨から腰まで、ビシッと伸ばすクセをつけていきましょう。
②ハムストリングスの柔軟性を高める⇒おすすめは、ジャックナイフストレッチです。
RDL(ルーマニアンデッドリフト)を繰り返す中でもハムストリングスの柔軟性を向上させていきます。

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