スマイル

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 今回は、スマイル、笑顔でいることの大切さについて考えていきます。

 ドイツの詩人ゲーテは、人間の罪についてこう語っています。

 「人間の最大の罪は不機嫌である」

 また、原田隆史先生も、

 「ブスッとしない、ご機嫌に働く」

 とおっしゃっています。かつての松虫中学陸上部では、まず始めに笑顔を意図的につくる練習をしています。顔の筋肉をセルフマッサージして、緩ませてから、全力のスマイルです。笑顔でいると、幸せホルモンと言われる、オキシトシンやセロトニンが脳から分泌され、潜在能力をより引き出せるようになります。また、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)という免疫をつかさどる細胞が活性化し、病気にもかかりづらくなるという研究もあります。

 陸上競技でも、男子100m世界記録保持者のウサイン・ボルト選手や女子100m世界記録保持者のフローレンス・ジョイナー選手などは、意識して笑顔をつくっているように見えます。大舞台では、プレッシャーや緊張が強いため、顔がひきつったりする選手もいます。笑顔でいることで、本来持っている力をより発揮しやすくしているのではないでしょうか。

 また、笑顔の人がいると、周囲にも笑顔が広がるといった経験はないでしょうか。逆に不機嫌でいると、不機嫌も広がます。不機嫌は人生最大の罪と言われる所以は、自分だけでなく、周囲にも電波するためだと考えられます。      

 以前、「子どもは1日平均400回笑う 大人になると15回に減る」とうたうテレビCMがありました。

 この数字の根拠はわかりませんが、何となく実感として感じている人は多いのではないでしょうか。人と人とが笑顔で交流できるチームや組織は、潜在能力を最大限に引き出し、心身の健康も増進されます。

 スマイルは、0円です。まずは、鏡を見て笑顔の練習をしてみましょう。

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