ブログ

オレゴン世界陸上

オレゴンで行われている世界陸上について。100mでサニブラウン選手が7位入賞の快挙を達成しました。同種目で日本勢がファイナリストになるのは、世界大会では1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳以来90年ぶりです。世界選手権では日本史上初といこと...
コーチング

アメリカにおけるスプリントトレーニング

先日、日本スプリント学会のオンラインセミナーに参加しました。テーマは「アメリカにおけるスプリントトレーニングとコーチング」ということで、印象に残った内容などをまとめていきます。  紹介されていたのは、米国のアリゾナ州にて、世界的な陸上コーチ...
スポーツ科学

クーリング

まだ、6月なのですが、35℃越えの日が続いております。梅雨はどこに行ったのかという暑さです。暑くなるこの時期に注意したいのが熱中症です。下のグラフを見ると、熱中症が起こりやすいのは、夏本番の8・9月頃よりも、梅雨明けの7月頃のようです。  ...
ブログ

短距離を速く走る方法~理論編~②

前回の続きです。なぜ速い人は、地面に足が着いた後、膝が曲がりながらキックしていくのか?下の図を見てください。  短距離走では、身体の18~24%前への接地をするそうです。よく身体の真下に足を着くようにと言われることがありますが、正確に言うと...
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短距離を速く走る方法~理論編~①

今回は、短距離を速く走る方法を考えていきます。具体的な練習方法というより理論的な内容になりますが、研究者でなくてもある程度知っておくべきだと考えています。指導者になってから特にお世話になったさんのセミナーなどで学んだことを中心にまとめてみま...
チームづくり

量より質の練習

ボトムアップ理論で県立高校サッカー部をインターハイ初出場初優勝に導いた畑先生の勉強会に参加しました。ボトムアップ理論はについてはこちらです  勉強会では様々なテーマを扱い議論していますが、今回は「質の高い練習」についての話がありました。畑先...
もしもう1度やりなおせるなら

もしもう1度やりなおすなら~競技者高校編⑩~

インターハイへの出場はかなわず、事実上高校では引退ですが、大学でも競技を続けることは決めていました。志望校は、陸上が強く、恩師の先生の出身校ということもあり、順天堂大学1本でした。ただ、これまで陸上一色の生活を送ってきたため、受験勉強への切...
コーチング

ハードル走の指導について

先日、ハードル走を専門とする友人に、ハードル指導をお願いしました。対象は、ハードルを始めたばかりの中学生です。とてもシンプルで、わかりやすい指導内容だったので、ハードル走の初期の指導についてまとめます。これからハードルを始めようと思っている...
もしもう1度やりなおせるなら

もしもう一度やりなおすなら~競技者高校編⑨~

関東大会での失敗を分析します。まずなぜ体がだるく、力が入らなくなってしまったのか。おそらく軽い熱中症になっていたのではないかと今は思っています。というのも、実は100mの前日は台風のような大雨で、とても湿度が高く、真夏のように気温も上昇しま...
もしもう1度やりなおせるなら

もしもう一度やりなおすなら~競技者高校編⑧~

埼玉県大会100mで関東大会を決め、次の日の200mは棄権。いや出ろよ。と今では言うと思いますが、とりあえず100mで満足したのだと思います。関東大会までは約1か月、とにかく各県の結果が気になり、ドキドキしながら調べていました。インターハイ...