速く走る方法シリーズ、今回は、姿勢について。
姿勢を正すことは、確かに重要です。走っている最中に、姿勢を意識することは難しいため、練習の前に、姿勢のチェックをしてみましょう。
白樺のポーズという、姿勢を整えるドリルがあります。骨盤を立てる感覚が身に付きます。
方法は、まず、両踵をつけて、指先を軽く外に向けます。
踵、足の小指、親指の3点に均等に体重を乗せます。
お尻に力を入れます。
両腕で、目の前のある木を抱くようにします。
しばらくしたら、元の姿勢に戻ります。
特に、腰が反っていて、殿筋群が使いにくい人は、1度姿勢を整えるとよいかもしれません。
また、姿勢が崩れる要因の1つに日常生活があげられます。
長時間、椅子に座りっぱなしの場合や立ちっぱなしだと、殿筋が使いにくくなることがよくあります。大腿四頭筋や腸腰筋といった筋肉が硬くなり、骨盤を前傾させてしまっている可能性が考えられます。
このような時は、白樺のポーズに加え、大腿四頭筋や腸腰筋など、骨盤を前傾させる筋群のストレッチを行い、殿筋群を使いやすい状態をつくりましょう。
どちらのストレッチも、伸ばしている側のお尻に力を入れ、背中を少し丸めることがポイントです。大腿四頭筋、腸腰筋をよりストレッチすることができます。
また、スマートフォンをよく使っている人は、気づかない内に、首が前で出て、猫背になってしまっていることがあります。このような場合は、僧帽筋下部のアクティベーションドリルが有効です。
このようなストレッチやドリルを、アップ等で行い、姿勢を整える習慣をつくりましょう。
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