スポーツ科学

運動の記憶(運動学習理論⑤)

運動パフォーマンスを向上させるためには、理想とする動きを理解し、反復する必要があります。練習を繰り返すことで、少しづつできるようになり、やがては、よりスムースに効率のよい動きに洗練されていきます。  自転車に乗れるようになる過程を例にあげる...
スポーツ科学

筋肉痛(遅発性筋痛)

筋肉痛(遅発性筋痛)とは、強度の高い運動をした後、時間をおいて発生する筋肉の痛みのことです。  運動をしている多くの人が経験のある現象であり、筋肉痛が強く出ている場合は、運動制限やパフォーマンスの低下、可動域や筋力低下が起こることがあります...
スポーツ科学

エコロジカルアプローチ(運動学習理論④)

エコロジカルアプローチとは、スキルは、人と環境の相互作用によって成り立っているという考え方です。つまり、習得したいスキルを、それに応じた環境を設定することによって、引き出していくことになります。  具体的な例を挙げると、ランニングにおいて、...
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骨盤前傾と肉離れ

スプリンターに起こりやすい怪我の1つにハムストリングスの肉離れがあります。以前の記事でも、肉離れの原因と対策をいくつかあげましたが、今回は、また別の要因から考えていきます。  その要因とは、骨盤の前傾です。  骨盤の前傾とは、文字通り、骨盤...
スポーツ科学

ディファレンシャルラーニング(運動学習理論③)

ディファレンシャルラーニングとは、運動スキルに習得に効果的な練習法の1つになります。ディファレンシャルラーニングは、多様性練習とも呼ばれ、様々な種類の運動を繰り返す練習法になります。  運動を繰り返し行うということは、これまでの古典的な反復...
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フォームローラー(ストレッチポール)

自分でできるセルフケアの1つに、下のようなフォームローラーがあります。  筋肉が張っている場合、軽度のものなら、フォームローラーで刺激を加えることで軽減させることができます。ハムストリングスや大腿四頭筋、腰部などは、特に疲労しやすい部位にな...
スポーツ科学

ブロック練習とランダム練習(運動学習理論②)

スポーツにおけるパフォーマンスを向上させるには、運動スキル、つまり運動技能を高める必要があります。技能を高めるには、練習を行い、運動を学習していくことになります。  習得したい運動技能をひたすら反復するという方法でも、運動を学習することはで...
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グルートハムレイズ

ウェイトトレーニングシリーズ、グルートハムレイズの紹介です。グルートハムレイズは、ハムストリングスの強化と怪我予防を目的としたトレーニングです。ハムストリングスは、スプリンターにとって、パフォーマンスに大きく関わる筋といえます。肉離れといっ...
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大腿四頭筋

大腿四頭筋とは、太腿の前面の筋肉である、大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋の総称です。主に、膝を伸ばしたり、股関節を曲げたりするときに働きます。  これまで、殿筋群やポステリアルチェーン筋群など、身体の後面を鍛える重要性を繰り返し述べて...
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鼻呼吸と鼻うがい

陸上競技に限ったことではありませんが、身体のコンディションを保つということは、パフォーマンスを向上させるためには、必要不可欠です。  体調を崩してしまうと、その期間練習できませんし、最悪、試合に出られないといったことも起こりえます。  今回...