熱中症の対応と予防

スポーツ科学

 夏のスポーツ活動で気を付けることの1つに熱中症があります。近年は非常に暑い夏となっており、熱中症の予防と対処法を知ることは、安全に活動を続ける上で大切です。

 熱中症の初期の症状としては、ふらついたり、混乱が起こったりします。が、正しい対応がすぐに行われれば、100%救命することができると言われています。

 まず、熱中症が疑われる場合は、体を冷やすことを考えます。そして、冷やす方法はさまざまありますが、効果的な方法は以下のグラフに示されています。

  よく氷嚢やアイスパックを首に当てたりすることがありますが、冷却効果はあまりありません。最も効果的なのは、冷水に全身をつけることです。

 動画のような、アイスバスが準備できない場合は、アイスタオルを使います。氷水につけて冷やしたタオルを全身に絶えずかける方法です。

 そして、熱中症の予防には、プレクーリングという方法があります。

 活動の前に、あらかじめ身体を冷やしておくことが効果的です。クーリングに関しては、こちらの記事も参考にしてみてください。

 最後に、熱中症予防の5ヶ条です。熱中症は重度のものになると障害が残ったり、最悪死亡することもあります。日々の体調管理に気を配り、無理をしないこと、もし熱中症が疑われる場合は、初期の段階で適切な対応をとることなどを頭に入れ、安全に練習を行えるようにしましょう。

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