プラスの感情

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 パフォーマンスは、何を×どんな気持ち、感情で行っているかで大きく変わってきます。無意識の世界では、感情が良き事、悪き事を引き寄せているというイメージです。目的・目標の4観点を掲げ、無形の感情を可視化し、達成目標に向かう人は、必要な情報を脳が検索し、探してくれるということが起こります。自身の経験をふりかえっても、偶然とは思えない気づきや人との出会いが、目標達成に大きく影響していたことがあります。

 逆に、マイナスの感情を抱いているときは、マイナスの出来事が起こりやすいです。それは、意識できるマイナス感情だけでなく、無意識のマイナス感情も影響してきます。つまり、自分はいつどんなときにマイナス感情になりやすいのかを自己分析することが極めて重要ということになります。うまくいかなったときの体験を「心、技、体、生活面」からふりかえり、もしもう1度やりなおすならどうするかを改善思考で考えます。また、メンタルトレーニングのプラス思考・セルフトークスマイルは、マイナス感情をリセットする手法の1つといえます。

 そして、自分がプラスの感情になるときはいつなのかも分析してみます。有効な手段として、仲間どうしでプチ自慢話をするというものがあります。最近の若い世代は、自慢話が好きではないという傾向があるようです。高度経済成長期を過ごした世代は、物的な成功を収めた経験をしてきいます。しかし、若い世代は、平成の30年、経済的に低迷し、頑張っても報われない時間を見て育ってきています。だからこそ、意図的に自慢話をして、感情を高めるということをしていきたいです。学校やチームの自慢は、所属感を高め、よいところを見つける上でも有効です。また、自己紹介をすることは、自分のこれまでの人生をふりかえることに繋がります。その中で、人生ベスト3の経験などを思い出し語ることで、プラスの感情を呼び起こすことができます。

 次に、感情を言葉に表しておくことも大切です。よい出来事があったときにどんな感情であったか、たくさん書きだします。例えば、自信が深まる、わくわくする、嬉しい、楽しい、イキイキしているなどです。逆にマイナスの出来事があった時の感情としては、悲しい、いらいらする、不機嫌、嫌々などがあげられます。何度も言うように、マイナス感情では物事はうまくいかないことが多いです。組織のリーダーは特に、組織全体がプラスの感情になるように導くことが必要不可欠なります。目的・目標の4観点の無形部分の感情を書きだすことは、マイナスからプラスの感情にチェンジすることになります。今の自分の感情がプラスなのかマイナスなのか、自己分析し、感情をコントロールすることが成功に直結するということになります。

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