セルフアウェアネス

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 陸上競技に限らず、どの分野でも結果を出す人の共通点の1つにセルフコントロールができるということがあげられます。セルフコントロールができるとは、自分をコントロールしながら生活しているということです。例えば、自ら目的・目標設定を行い、課題を見つけ解決し、苦しいことにも耐え、乗り越えることができる人は自分をコントロールできているといえます。しかし、アンコントロール状態の人は、目標もなく、人任せで、だらだらと、欲望の赴くままに人生を送ってしまします。

 成功に近づくためには、セルフコントロールが必須になると述べましたが、もう1つ重要なことがあります。それは、セルフアウェアネスです。つまり、自分に気がつくことです。気がつくからコントロールできるようになります。

 しかし、多くの人は自分に気がついていません。ドイツの哲学者ヘーゲルは、次のような言葉を残しています。

 「歴史から学ぶことができるただ一つのことは、人間は歴史から何も学ばないということだ」

 つまり、多くの人が同じ失敗を繰り返してしまっているということなのです。仮に成功することがあっても、分析を怠り、次はまた失敗してしまいます。

 当然、成功ばかりの人は存在しませんが、セルフアウェアネスができる人は、成功失敗の波を減らすことができます。つまり成功に近い場所で波が推移しているのです。

 では、どうすれば、自分に気がつき、セルフアウェアネスの力を高めることができるのでしょうか。やはり、過去の分析が最も重要になります。

 まずは、〇〇のベスト5を書き出してみましょう。例えば、陸上競技だったら、良いパフォーマンスを発揮できた試合のベスト5を思い出します。他にも、定期テストの結果ベスト5や習い事におけるベスト5など、自分が取り組んでいる事柄においても書き出します。

 次になぜ良かったのか、原因を思いつく限り書きましょう。いくつかの共通点が見つかるはずです。さらに深めていくための視点としては、失敗したときと比べてどうだったのか、心・技・体・生活の分野でいうとどこに課題が見られるのか、日誌をふりかえり、数値などの事実はどうなのかなどがあげられます。

 自分の競技人生をふりかえっても、コツがつかめていない時期は記録に波がありました。たまたま良い記録が出ても、次は崩れたりと安定せず、自分でもなぜかがわからないという状態です。しかし、結果が安定して出せていた時期は、このように走る、ウェイトはこの種目をこのくらい行えばよい、試合前はこのような練習をする、生活は必ずこれをやる、この身体の状態だと怪我をするかもしれない、治療にはこの時期に必ずいく、など成功のコツを掴めていました。

 成功のコツがわかってきたら、繰り返し、強化していきましょう。そして、日々日誌で分析することで自分への気づきがより高まっていきます。セルフウェアネスからセルフコントロールの力を磨き、成功のプロを目指していきましょう。

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