支援者・支援内容

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 目標を達成するために重要なことの1つに支援者の協力があげられます。目標の難易度が高いほど1人で全てを達成することは難しく、支援が必要になることが多いでしょう。

 しかし、ただ待っていても支援者が現れ、支援してくれることは稀だと思います。よって、自分で具体的に支援者と支援内容を考えます。例えば、中高生なら、

 〇〇先生⇒目標の設定の相談、生活面のアドバイスをして欲しい

 〇〇コーチ⇒技術面のアドバイス、試合中のコーチングをして欲しい

 母親⇒栄養バランスのとれた食事を作って欲しい、補食を作って欲しい

 〇〇トレーナー⇒怪我をしないように身体のケアをして欲しい

 この時、支援内容が励まして欲しいや応援して欲しいなど抽象的なものよりも、支援して欲しいことが具体的であればあるほど支援しやすいです。

 そして、支援者・支援内容が決まったら、具体的な行動として、計画します。自分から支援者に働きかけるのです。例えば、〇〇先生への相談なら、試合1か月前に目標を設定し、添削をお願いする。〇〇コーチへのアドバイスの相談なら、見て欲しい課題を明確にしておき、技術練習の前日までに相談する。このように受け身ではなく、自立して働きかけることで支援者の協力を得ることができるでしょう。また、支援者が気持ちよく支援してくれるような人間性を磨くことも重要です。競技に取り組む姿勢や礼儀正しい態度、生活態度などを整えることも間接的ですが、目標達成に大きく影響するでしょう。

 良いチームや組織は、お互いの支援内容をリクエストし合います。助け合いが積極的に行われることで、支援者が夢を支援するドリームサポーターとなるのです。成功するチームの特徴といえるでしょう。

 しかし、うまくいっていないチームや組織の場合はこうはいきません。大人組織に見られるケースですが、支援内容を周りに言うと、妨害を受けるのです。特に、保守的な組織は変わることを恐れるので、革新的な内容や前例のないことで支援を得ようとすると、足を引っ張られることになります。こういった人たちをドリームキラーというのですが、残念ながらどの組織でも少なからず存在します。ドリームキラーが多い組織の場合は、支援内容を全体に言わない方がよいでしょう。本当に信頼できる1部の人にのみ、支援を頼むようにします。そこから少しづつドリームサポーターを増やす努力をします。時間はかかると思いますが、支援者が増えれば、組織もよい方向に進んでいくはずです。

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