オレゴン世界陸上③

 今回は4×100mRを見ての感想です。私も4×100mRは競技者時代に何度も出場しているのでよくわかるのですが、、

力が拮抗するほどバトンパスが重要になってくる

ということがよくわかる大会となりました。

 まず男子ですが、100m金銀銅、200m金銀銅という世界選抜のようなチームであるアメリカが敗れるという結果になりました。

 勝負を分けたのは、3走から4走へのバトンパスです。アメリカはここでもたついてしまい、加速がうまくできませんでした。その間にカナダのドグラス選手が一気に抜き去り逃げ切るというレースになりました。

 こういったミスが起こらないようにするためには、普段のバトン合わせだけではなく、ジョッグをしながらのバトンパスなどをより意識して丁寧に行うことが大切です。

 それでも、100mの自己ベストでは劣るカナダが3走までアメリカに食らいつけたことがミスを誘ったということも考えられます。恐らくカナダはかなりリレーに重きをおいてきたチームなのではないでしょうか。日本もカナダに近いチームだと思いますので、ベストメンバーをそろえて金メダルに挑戦してほしいですね。

 女子に関しても、100m金銀銅のジャマイカが個人ではメダルのないアメリカに敗れました。

 ここでもバトンのミスが大きく勝敗に絡んできます。ジャマイカは1走から2走が遠くなってしまい、2走の加速がうまくいっていません。少し見ずらいですが、1走~2走のバトンパスのシーンです。

 5レーンがジャマイカですが、マークと比べて、2走はかなり早出しているように見えます。出方は人によってやり方があり、少し早めに出る方が合わせやすい人もいますが、これは予定より早く出てしまったと考えられます。大学の時、よく「しっかりマークを確認せよ」ということを言われました。緊張した場面では、周りにつられて早く出がちです。確認を意識し、マークに合わせ出られるようにしましょう。

 また、ジャマイカは予選とメンバーが3人入れ替わり、走順も予選と異なります。一方アメリカは2走が決勝では変わりましたが、1,3,4走は予選と同じメンバーです。やはり、慣れている走順、メンバーの方がバトンパスが成功する確率は高まります。チームワークというのもリレーには必要不可欠な要素です。

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