もしもう1度やりなおすなら~競技者高校編⑩~

 インターハイへの出場はかなわず、事実上高校では引退ですが、大学でも競技を続けることは決めていました。志望校は、陸上が強く、恩師の先生の出身校ということもあり、順天堂大学1本でした。ただ、これまで陸上一色の生活を送ってきたため、受験勉強への切り替えが本当に遅く、時間がかかりました。やはり、未来志向で目的・目標設定をしていれば、部活動と勉強の両立ももっとできていたはずで、とても後悔しています。高校入学と同時に3年後をイメージして、1年時の目標は何か、2年時は、、と重点目標やそのために必要な日々の行動などを考える。指導者になった今では、自分の生徒に必ず指導すると思います。インターハイに出場することは、大きな目標ではありますが、人生という視点では1つの通過点です。インターハイを目指す過程でどんな人間に成長できるかが最も大切なのです。

 さて、実は関東大会以降も大会には出場しています。1週間後に埼玉県選手権があり、6位に入賞し、関東選手権の出場権を獲得しています。タイムは10秒9くらいで遅いですが、速い選手が出場していなかったため何とか決勝までいけたという感じです。ただこの時の精神状態はあまり良くなく、関東選手権まで頑張って、自己ベストを出すという気持ちにはなりませんでした。インターハイに行けなかったことで気持ちが切れているという感じです。日誌も関東大会以降書いておらず、陸上に集中していないことが伺えます。そんな状態では当然走れず、関東選手権は良いところなく予選敗退でした。トレーニングは続けていたため、体力が大幅に低下しているとは思えません。どれだけ明確な目標があることが大切なのかは、今振り返るとよくわかります。

 関東選手権以降は、完全に部活動は引退し、受験勉強に集中しました。やはり大きな目標を達成させるには、一点集中です。陸上への気持ちは一旦封印し、暗記作業に半年は没頭することとなりました。正直苦痛でしたが、大学に合格し、陸上で結果を出すという気持ちは、受験のおかげでより高まったのかもしません。

 そして、苦節数か月、無事に志望校に合格することができました。陸上ロスに陥っていた私は、合格発表があったその日に、学校で練習を再開しています。笑 さすがに半年以上のブランクは感じましたが、インターハイのリベンジはインカレで果たすと、関東大会7位の賞状を見ながら誓うのでした。(大学編に続く)

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