もしもう一度やりなおすなら~競技者高校編③~

散々だった高校2年のシーズンを終え、いよいよ最後の冬季トレーニングに入ります。余談ですが、2年生の新人県大の後、100mで決勝に行けず、初めて陸上で涙を流したはずです。もしかしたら悔し涙というのは人生で初めてかもしれません。目標を達成する過程で人の思考には3つの段階があると考えています。第1段階は、そもそも目指すのかという段階です。指導者になってからは特に感じることですが、明確に何かを目指すということは多くの人はしません。まあ中学生で陸上を始めて、いきなり全国大会目指しますというのもなかなかない話ですが。次に例えばインターハイを目指すという目標を立てたとして、目標を達成することがどれくらいの難易度なのか理解するというのが第2段階です。これは単純にインターハイに出場した選手の練習を調べたり、強豪校の練習を見に行ったり、最近はSNS等もあるため比較的情報を得やすいはずです。ここでインターハイに行くにはこんなに努力をしなくてはいけないのかと頭で理解できます。そして、最後の第3段階は、本気で行動に移せるかです。ほんとに高校生活をかけてインターハイ目指すの?ということです。うーん…色々青春したいし、そこまでじゃないかなあという人はよほど天才じゃない限り、インターハイで戦うのは難しそうです。多分上位の選手たちは第3段階をクリアした人たちではないでしょうか。私は2年時までは第2段階でした。練習を頑張ってはいましたが、必死に考え、本気で行動し、何が何でもというレベルでなありませんでした。しかし、初めて流した悔し涙により、第3段階をクリア。ついに頭を使って考え、練習できるようになります。冬季前の日誌には今後の課題として以下のように書いていました。

①フォームの改善 ②膝下、足首のリラックス ③腰が落ち気味なので改善する ④体幹の徹底強化(腸腰筋など) ⑤走り込みで体力強化 ⑥力の入れ所、抜き所を分かるようにする。

これらのために具体的に行ったことは、書いてなかったため記憶を思い返してみると、①フォームの改善は、腕ふりを変えました。体の前でクロスしてしまうような腕ふりで上半身がぶれていたのでまっすぐふる意識を持ちました。ジョグや流しの時に意識していくことでこれは改善できました。②膝下、足首のリラックスはとにかく力んで走っていたので、末端部分は力をいれないでおこうという意識で走りました。③腰が落ち気味なので改善するというのはどうしたか覚えておりません。腰が落ちるというのはよく聞くのでまた別の機会に考えてみます。④体幹の徹底強化(腸腰筋など)とは、当時はとにかく腹筋が大切だという風潮がありました。おそらく日本代表の末續慎吾選手の影響かと思われます。とにかく腹筋をしまくりました。これは有効なトレーニングなのかはまた。⑤走り込みで体力強化は、元々持久力が乏しかったため、もっと走る量を増やすと考えました。⑥力の入れ所、抜き所を分かるようにする。はとにかく力んでずっと力をいれているので空中にいるときくらい力を抜こうよということだと思います。スキップやギャロップをする際、空中にいるときは脱力するイメージでおこないました。それなりに意味のある練習だったはずです。まだまだ課題の立て方が粗いですが、6つ課題を見つけていることに成長を感じます。次は具体的にどんな練習をしていたのかを書いていきます。(続く)

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。