運を高める

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 今回は、「運」について。運というのは、様々考え方がありますが、よいに越したことはないです。そして、多くの成功者は、努力を懸命に行っていることに加え、運も味方につけている人がほとんどなのではないでしょうか。大リーグで活躍する大谷翔平選手が書いた、オープンウィンドウ64にも、「運」を高めるための行動が記入されています。

 大谷選手の場合は、運を高めるための行動として、部屋そうじ、審判さんへの態度、本を読む、応援される人間になる、プラス思考、道具を大切に使う、挨拶、ゴミ拾いをあげています。大リーグの中継でベンチの中が映し出されることがありますが、床はゴミだらけです。恐らく、ベンチをキレイに使うという習慣がないのかと思いますが、大谷選手はゴミをゴミ箱にしっかり捨てています。当たり前ではありますが、高校1年生から続けている運を高める行動を今も実践していることが伺えます。

 では、他に運を高めるために大切なことは何でしょうか。

 最も大切な行動の1つとして、「どんな人とつき合うか」があります。

 類は友を呼ぶということわざがあるように、どうも運がいい人の周りには、運がいい人が集まっているという傾向があるようです。逆に言うと、運が悪い人は運が悪い人どうしで集まっているのです。そして、運がいい成功者は、運が悪い人とはつき合わないのではいでしょうか。恐らく、人間の集団を見ていると、かなり当てはまることが多いかと思います。

 どうすれば、運のいい人と仲間になり、運を高めることができるか。以前の記事(大志を抱く)で紹介しましたが、人の行動の9割以上が、無意識・潜在的に行われいます。運がいい人の脳は無意識に、運がいい仲間を探し、呼んだり、近づいたりしているのです。つまり、運がいい脳の状態をつくればよいといことになります。

 運がいい脳をつくるには、どうすればよいのか。それは、人生の理念を明確に持ち、目的・目標の4観点を掲げ、高い熱量を持ち続け、利他的な行動をすることです。自らの社会的成功に加え、人間的にも成長し、自分以外の人を喜ばせようとしている人は、運がいい脳がつくられていきます。ここでのポイントは、利他的な行動であります。悪さをして、お金を得て、一時的に運がよさそうな状況になっても、最終的には破滅します。また、自らの社会的成功のみを追いかけていると、いずれバーンアウト(燃え尽き症候群)して、運は離れていくのです。

 具体的な実践になりますが、まず大谷選手が今も行っているように、心のコップを上向きにしましょう。そして、目的・目標の4観点を作成し、日々の日誌で、プラスの問いかけを継続していきます。

 運とは、目には見えないものですが、思いの質を高め、根気強く取り組めば、必ず高めることができる。そして、同じ志を持った仲間をつくることができるのです。

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