行動計画②

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 行動計画を立てたら、本当に漏れがないのかを確認します。確認する際は、以下のようなポイントを抑えます。

 1つ目は、自分の目標がどんなタイプなのかを理解します。例えば、100m走のような個人で行う種目やテストの点数を上げるなどの場合は、自分がどんな努力をするかが、結果を左右します。しかし、リレー種目や大縄跳びなどで目標を立てた場合は、個人の努力だけでは結果は出ません。集団で一緒に目標達成を目指す場合は、コミュケーションやリーダーシップに関係する行動を計画に入れる必要があります。さらに、野球やサッカーなどでは、対戦相手が結果に関わってくるため、競争相手に応じた、作戦や戦略に関する行動も不可欠です。また、体操競技やフィギアスケート、ビジネス分野などの場合は、審査員や顧客に評価されなければ結果は伴いません。よって審査員の受けがよいものは何なのか、市場で求められることは何かといったことも考え、行動することが重要です。

 行動は大きくは分けて2つあります。毎日決まった時間に行うルーティン行動と、期日を決めて、それまでに行う期日行動です。自分が計画した行動がルーティンか期日か、どちらで行うのかを決めることが2つ目のポイントです。例えば、「本を読む」だったら、どちらの方がやりやすく、結果に繋がるかを検証してみます。毎日読んだ方が良い人もいれば、必要に応じて、決めた日までに一気に読んだ方が良い人もいます。また、生活が学生や学校教員のように、日課が決まっていれば、ルーティン行動は立てやすいです。そこに、定期的に期日行動を取り入れることによって、決まった毎日に刺激が入っていくイメージです。フリーランスのように毎日のパターンが決まっていない場合は、期日行動が多くなります。よって、ルーティン行動を意図的に組み込むことで、生活の質が向上していきます。

 次は、実際に行動計画を決めて、結果がどうであったのかを考察していきます。

 まず、決めた行動ができて、結果にも結び付いた場合です。この場合は、努力の方向性が正しいと考えられるので、同じ行動を増やしたり、強化したりしましょう。陸上競技の場合は、効果的だった練習は続けて行うということです。さらなる記録向上も望めるでしょう。

 決めた行動はできたけど、結果に結びつかなかった場合は、その行動の量がどうだったのかを確認します。少なければ量を増やします。また、他の行動と結びつけることで結果に結びつくこともあります。例えば、ウェイトトレーニングを行ったけど、結果はイマイチだった。そこに、ジャンプトレーニングを組み合わせることで競技力が向上したということもあります。

 決めた行動ができず、結果も出なかった場合は、行動できるようにしたいです。しかし、現状手が回らないことも多いため、行っている行動をやめることも考えます。余白を意図的に作り、そこにできなかった行動を当てはめることも手段の1つです。また、自分の意志に頼らないということも重要です。近くにスマホがある状態で、勉強しようとしても難しい場合があります。よって、スマホを持たずに、喫茶店で勉強する。などよい意味での強制力を使いましょう。

 最後に、決めた行動ができていないのに、結果が出たという場合です。この場合は、自分では気が付いていない部分に何かヒントがあると考えます。大きく伸びるチャンスでもあるので、見逃さず、検証してきましょう。

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