競技者から子供たちを教え導く教育者になる上で、記録を伸ばすためだけの陸上競技ではいけないと考えました。陸上競技を通じて、人間力を磨き、自立した人間を育てる。このブログのタイトルにもなっている教育のための陸上競技を目指し、3年間指導してきました。
自立型人間を目指す上で、まず最初にやること。原田隆史先生もセミナーで毎度話されていることですが、
心のコップを上向きにする
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心のコップが上向きになれば、人の話を素直に聞き、様々なことを吸収していけます。生き方や生活の態度が前向きで、良い姿勢になれます。では心のコップが上向きにするためにはどんなことが必要なのでしょうか。戦前・戦後を通じて日本の教育界最大の人物と言われた、森信三先生は、以下のように述べています。
時を守り
場を浄め
礼を正す
これ現実界における再建の三大原理にして、
いかなる時・処にも当てはまるべし。
つまり、学校に遅刻していないか、授業に遅刻していないか、身の回りの整理整頓ができているか、清掃活動に積極的か、挨拶を自分からしているか、相手に言われたことに対して返事をしているかなどとても基本的なことです。しかし、大人でもできていません。これらがしっかりとできる自立した組織は競技力も向上します。一見これが陸上競技と何の関係があるのかと思われるかもしれませんが、結果を出せている組織、チームは細部にこだわり、基本をおろそかにしていません。心のコップを上向きにし、自立型人間に近づいきましょう。
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