一流の思考

ブログ

 日本のプロ野球チーム、ヤクルトスワローズ青木宣親選手のインタビュー記事でとても参考になる言葉があったので紹介します。

 青木選手は、ドラフト4位で早稲田大学からヤクルトに入団し、2年目に200本安打の偉業を達成します。その後、メジャーリーグでも活躍し、42歳(2024年シーズン時)になった今も現役を続けてているレジェンドレベルの選手です。

 身長は174センチほどと、プロ野球選手としては体格に恵まれているわけではありません。しかし、毎年コンスタントに結果を残してきており、故障による離脱というのはほとんどないはずです。

 なぜ、年を重ねても怪我をすることなく活躍しつづけることができるのか。以下に、青木選手の言葉を引用します。

「能力は高いのにな」と言われているけど、よく怪我をしている選手っていますよね。「最近肘が調子悪いです」で済ませてるんですよ。「肩が痛いです」「肘が痛いです」「腰が痛いです」。そこには絶対に原因があるわけじゃないですか。にもかかわらず、何度もやるっていうのはその原因を突き止めてないわけです。まずそこをやってからじゃないとまた同じことになるでしょっていう、そういうサイクルになってしまう人も多いんですよ。よく「同じミスをするな」って言いますが、本当にそういうことだと思います。厳しいですが、プロの選手にとっては怪我もミスと言えばミスですし、怪我をして1年間1軍にずっといれなければ、戦力にならないわけですから。なので、プロであればまずは怪我しない体づくり。それができたらパフォーマンスが上がるような身体づくりになっていくわけで、そこを本当の意味で向き合ってない選手が多いような気がしますね。そこをすっ飛ばして結果を残そうなんて虫が良すぎるんですよ。そういう意味でも、本当に準備は大事だと思いますね。(https://the-wordway.com/20240325-%e9%9d%92%e6%9c%a8%e5%ae%a3%e8%a6%aa-2/より引用)

 1流選手は、起こったミスをミスと捉えず、なぜ起こってしまったのかを自己分析しています。そして、日々思考し、改善策を見つけています。青木選手が言うには、プロになるような選手でも、多くが、そのような改善思考ができていないようです。

 では、青木選手のような思考ができるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?ズバリ答えは、、

 日誌を書くことでしょう。

 日誌を書くことで、1日を振り返り、課題があれば、どうすればよいのかを考える癖をつけることができます。これは、何もプロ野球選手に限った話ではなく、全ての人に当てはまる話になりますが、恐らくは多くの人が日誌を書いていません。つまり思考していない人が大多数と言えます。

 逆に言えば、日誌を書き、毎日少しづつでも改善を繰り返していけば、その業界のトップランカーになれると言えるのではないでしょうか。

 また、青木選手は、身体づくりのことについても語っています。本当の意味で身体づくりと向き合っていない選手が多いそうです。

 これは、陸上選手も多いに参考になります。野球のような高い技能が求められるスポーツであっても、突き詰めれば、身体づくりなのです。走り方やフォーム、ドリルに目がいきがちですが、技術面と同じくらい身体づくりに関心を持つべきでしょう。当ブログの「」も参考にして、自ら勉強してほしいと思います。

 やはり、どの分野でも、1流と呼ばれるレベルは共通した考えを持っているように感じます。もちろん産まれながらの才能というのもあると思います。ただ、日々の小さな習慣や準備を続けることは、意志さえあれば、誰でもできることなのです。 

コメント

タイトルとURLをコピーしました