7月に入り、テスト期間を挟み、本格的に夏の鍛錬期に入りました。9月中旬の関東新人、下旬の六大学対抗戦で自己ベストを更新することを目標にしていました。
この時期は大学の競技場が改修工事に入っていて、トラックでの練習はあまり行っていません。かわりに人工芝や坂での走練習がメインになります。そして、7月下旬からは、本格的な強化練習が始まりました。場所は、検見川東大グラウンドという芝の運動場です。
この芝の坂を走りまくりました。これまでも検見川での練習は行われてきていて、「検見川で覚醒する」というジンクスもあるそうです。具体的な練習内容としては、アップで30分jogをしています。いわゆるクロスカントリーです。もともと長距離が苦手だというのもありますが、これがきつい。。不整地で坂の上り下りはとても足にきます。そこから、急な坂ダッシュ50m×15や坂70m+直線50m×7、坂でエンドレスリレーなどかなりの量をこなしました。このように検見川での練習をふくめ、2週間ほどひたすら坂を走っています。おそらく夏の練習としては、競技人生でも最も走り込んだと言えます。疲労も強かったのですが、強化練も後半になるにつれ徐々に走りに力強さが戻ってきている感覚がありました。
そして、検見川での強化練習も最終日をむかえ、いよいよ9月上旬までの解散期間に入ります。3週間ほどの夏休みです。ここで多くの学生が地元に帰省します。おそらくは夏を満喫しているのでしょう。
しかし、私はここから、高校の合宿に中0日で合流します。。つまり夏は満喫しません!強化練習を終え、また強化練習が始まります。場所は、長野県黒姫高原です。
こんな山に来て、何をするのか?もちろん坂を走ます。合宿なので、朝練習、午前練習、午後練習とものすごい練習量でした。休みもないので、全身筋肉痛なのですが、検見川から黒姫合宿と、しっかりと練習がこなせました。おそらくですが、走れた要因としては、炭水化物をかなりとっていたというのがあると考えています。今では考えられないくらいのお米(1食で2合くらい)を食べています。一時減っていた体重も戻り、体ができてきたという実感がありました。合宿後も、高校の練習に通いました。偶然ですが、高校もグラウンドが改修工事をしていて使えず、こちらでも坂を走ることが多かったです。
8月下旬には関東選手権があり、リレーのみに出場しました。強化練習の最中ということもあり、疲労で足は重く、良い走りができていたとは言えません。ただ、6月のころとは違い、力が入らないという感じでななかったです。
エネルギーが溜まってきている。この2か月に及ぶ猛烈な練習をこなして得られた感覚です。ここから疲労を抜き、コンデションを整えれば、いける。そんな小さな自信をつけ、9月秋のシーズンをむかえます。(続く)
コメント