※あくまで個人の感想です。
東大式の運動パフォーマンスを向上させる理論やメソッドを紹介する動画をいくつか見ました。
東大ということで、とても権威のある方々がお話をされており、動画のコメント欄にも、「素晴らしい内容でした。」「こんなことを知りたかった。」「学校で教えて欲しい。」など多くのポジティブな意見が散見されました。
そんな中、少数ではありますが、以下のようなコメントもありました。
何を言っているのかわからない
実は、奇遇にも、近いことを考えていました。笑
それは恐らく私の理解力が乏しいことが主な原因だと思いますが、素直に疑問に感じたため、その内容をまとめてみます。何か繋がりがあるのかはわかりませんが、他の〇〇式のようなものにもよく見られる既視感のあるものです。
①ウェイトトレーニングによる筋力の向上を重要視しない⇒これは今だにあるようです。古くはメジャーリーガーだったイチロー選手がウェイト不要論を唱えたことなどが原因かと思いますが、、すぐに筋肉ムキムキになっちゃうようなイメージでお話されます。当然ですが、筋肉はそう簡単にムキムキにはなりません。笑
②ウェイトトレーニングの動作は競技動作と負荷のかかり方が違うので効果的ではない⇒これもよく見ます。こちらを参照していただけたらと思います。
③ファンクショナルトレーニング?⇒脳と体の機能性を高める何か(ドリル?)をすると、反復練習をしなくても、動作をすぐに習得できるらしい?多くの人は1000回かかるところを2~3回でできるそうです。本当ですか?
④特殊なマシンを使ったトレーニング?⇒日本では上位の女子スプリンターの指導をされていました。選手の課題は走っているときの脚の軌道だそうです。そこで特殊なマシンを使い、脚や背骨、骨盤の動きを矯正するそうです。個人の意見ですが、脚の軌道というのは、言いたいことはわかりますが、内転筋を中心にかなり強い筋力がないとできない動作ではと考えています。こちらに書かれていることを意識した方が記録に結びつく気がしています。
⑤よく使われるワード⇒軸、なんば、体幹、重心、インナーマッスル、ファンクショナル、それらしい意味はあるのですが、いまいち実態がつかめないワードたちというのが現時点での感想です。
以上のことから、学べることは、
権威や肩書=必ず正しいわけではない。
例え、それが東大であろうと、有名アスリートの専属トレーナーであろうとです。
それは本物か?という批判的思考で情報を受け取ることも重要な視点だと感じました。
補足)〇〇式を否定するわけではありませんが、大谷翔平選手のトレーニングを見れば、おのずと本質が見えてくる気がします。
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