11月も中旬になり、そろそろ冬季トレーニングも始まる時期かと思います。冬は長距離を除き、大会等もないため、ベースアップを狙ったトレーニングが続くことになります。そんな中、トレーニングの成果を図る手段として、定期的にコントロールテストを行うことをオススメします。コントロールテストとは、いわゆる体力テストのことで、競技に密接に関わる体力要素を測定します。一般的に行われる種目としては、30~60mほどのショートスプリント、立ち幅跳びや5段跳びなどの跳躍系、メディシンボール投げやウェイトトレーニングの挙上重量の測定などがあります。
私の場合は、大学時代、ウェイトトレーニングのクリーンという種目を好んで行っていました。定期的に重量を測定していて、体力要素の指標にしていました。競技力が高まっていない段階では、かなり記録と相関が強いように感じていました。
中学生でコントロールテストをする場合、メディシンボール投げをおすすめします。この種目はかなり競技力と関係があります。他にも、技術的な要素もあるため、慣れが必要になりますが、5段跳びもよいでしょう。なるべくシンプルな動作の種目を選択し、定期的に行い、成長を実感しながら冬季トレーニングを乗り越えていきましょう。
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