自身の競技者時代を振り返り、記録が大きく伸びた時に行っていたトレーニングを紹介します。
今回は、その高校編になります。
各年次の自己記録は、1年時11秒12、2年時11秒05、3年時10秒80になります。明らかに1~2年時は伸び悩んでしまっています。そのことに関する詳しい記事は、もしもう1度やりなおすならシリーズをご覧いただければ幸いです。
紹介するのは、2年冬から3年時に特に力を入れて行ったトレーニング3選です。
10秒台に突入したいというレベルの選手には参考になるかもしれません。
殿筋群が走りに重要であることに気が付き、ランジをかなりやりました。当時はまだまだフォームは粗削りですが、大腿四頭筋(太ももの前)ではなく、お尻に負荷をかける意識をもって行いました。
徐々に負荷を上げ、最終的には、90kgで10回(左右5回づつ)を3セットこなしていました。冬季後には、目に見えて殿筋群が発達しました。
②坂走
主に朝練習で、坂100mを7本を週に2回ほど。全力疾走というより、少しスピードを抑えて、フォーム重視で走りました。後半に動きが乱れてしまう課題を克服する練習になったと思います。
高2の時はとにかく走りが乱れており、後半はうまく脚が前に返ってきませんでした。フロントサイドメカニクスが極端にできていない状態です。当時は、それを解決するために、腸腰筋を意識して腿を引き上げるトレーニングを朝練習で大量に行いました。個人的な感覚としては、走っていて足が上がりやすくなった気がしております。
もちろん、他にも練習は行っていますし、目標設定が明確になったことや食事により体重が3~4kgほど増加しているなどの様々な要因があって記録を伸ばすことができました。よって、あえて挙げるとすると、この3つということは念頭においてください。トレーニングの詳細は各記事をご覧いただければと思います。
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