PCDSSサイクル

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 シーズンも序盤が終わり、いよいよ夏に向かいます。インターハイに出場する人、残念ながら途中で敗退してしまった人、様々いると思います。今回はこの先の目標に向かう中で、知っていてほしい、心のPCDSSサイクルについて紹介します。

 こんな言葉があります。

「2流は、たくさんする。
 1.5流は、その中で本質を見つける。
 1流は、シンプルにそれを反復する。」

 陸上に限らず、始めたばかりであったり、経験が浅い場合、とにかくたくさんやることになります。もちろんいきなり1流になれるわけではありませんから、数をこなす段階は必要でしょう。しかし、闇雲に努力していても、結果がともなわなくなる時が訪れます。私の場合は高校2年時がこれに当たります。(実は、大学でもただこなすだけの練習になっている時がありました。)そこで、次の段階に進み、「自分に必要なことは何だろう?本質って何だろう?」と考え始めようやく1.5流に近づきます。私もここまでは恐らくできていて、本質を掴みかけることはあったと思っています。ただ、掴みきれず、1流にはなれなかったというのが競技者時代の話です。

 では、なぜ掴み切れなかったのかというと、それは「型」がなかったといことにつきます。1流は、シンプルにそれを反復する。結果を出す1流とは、考え方の「型」を持っていて、それを継続しているのです。そして、この「型」といのは、陸上以外にも当てはまると考えてよいでしょう。その「型」が心のPCDSSサイクルです。

 

 

 ①Plan すべてはPから始まります。つまり目的・目標設定です。⇒目的・目標の4観点 

 ②Check ゴールが決まれば、心をきれいにして感情を高めていきます。ブスっと不機嫌にやらされ意識では、ゴールには中々近づけませんね。⇒心づくり~成長の三原則~ 

 ③Do そして、目標達成に向けた行動を日々実行、継続します。⇒ルーティンチェック表

See 行動する中で、日々考えを整理し、ふりかえりをします。⇒日誌① 日誌②

Share 最後に考えや情報を周りと共有します。特に同じ目標に向かっている人とは、コミュニティをつくり情報共有することで、考えを深めることもできます。

 ①から⑤のサイクルを回し続けることで、目標達成に大きく近づくことができます。もし、現状うまくいっていないと感じている場合、サイクルのどこが止まりがちなのか分析してみるとよいでしょう。質の高いPCDSSサイクルを回していきましょう。

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