メンタルトレーニングシリーズ、プラス思考・セルフトークについて紹介します。
まず、あなたは プラス思考 ですか?
それとも、マイナス思考 ですか?
人それぞれ感じ方は異なり、必ずしもプラス思考が100%正解というわけではありません。特に、大きな目標を長期にわたって計画するときは、最低最悪を想定する必要もあります。そういった時は、マイナス思考の人の方が危険を回避できることもあるでしょう。
しかし、大会直前や当日にプラス思考の人とマイナス思考の人では、どちらがうまくいきそうですか?
大会までしっかりと準備を行い、目標達成のための行動を継続してきていることが前提ではありますが、やはり本番はプラス思考で迎えたいですよね。
では、プラス思考でいるための3つのトレーニングを紹介します。
①表情のトレーニング⇒プラス思考の人は、暗い表情ではなく、明るい表情、つまり笑顔です。100m世界記録保持者のウサイン・ボルト選手は、走る直前までパフォーマンスをして、にこにこ笑顔です。顔の筋肉と脳の神経群が密接に関連しているため、笑顔を浮かべていると、否定的なことや暗いことは考えにくいのです。ついついマイナス思考になってしまうという人は、鏡を見て、意識して笑顔をつくってみましょう。
②姿勢・態度のトレーニング⇒マイナス思考の人は、下を向いて、自信なさげです。ならば、意識して、顔を上げましょう。そして、自信のある態度、フリをしましょう。ハイパフォーマーや尊敬している人の姿勢や態度、歩き方などの真似をすることも効果的です。
③言葉のトレーニング⇒使う言葉も、思考に影響を及ぼします。マイナスの言葉はマイナス思考を。プラスの言葉はプラス思考を生みます。
マイナスの言葉⇒「いやだ・難しい・じゃまくさい・忙しい・出来ない・こまった・疲れた・つらい・むかつく・だめだ・やばい・ゆるせない・苦しい・問題だ・つまらない・不幸だ・だるい・ついてない」
プラスの言葉⇒「嬉しい・ありがとうございます・ついてる・楽しい・感謝しています・簡単だ・幸せだ・頑張ります・出来る・豊かだ・充実している・いける・大好き・素晴らしい・面白い」
できるだけ肯定的な言葉を使い、否定的な言葉をカットしましょう。
また、目的目標をセルフトークすることも効果的です。セルフトークとは、自己会話(ひとり言)のことです。一流のアスリートやビジネスマンほど、前向きなプラスのセルフトークをしています。自分の気持ちを乗せたり、切り替えたりしているのです。自分なりに気持ちの高まる言葉を決めておき、その言葉を自分に語りかけてみましょう。起床後・就寝前が効果的です。
「俺は、伝説になる」 BY ウサイン・ボルト
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