中学から陸上をはじめ、高校、大学、社会人と競技を続けてきました。中学校教員として指導を行ってきた経験も踏まえ、どのようにしたらパフォーマンスが向上するのかを考えていきます。また、学校教員という立場から、教育の一環としての陸上競技がブログのコンセプトになっております。
記事のタイトルにある「もしもう一度やりなおすなら」はあの時をより良くするにはどうするべきだったかを考える、思考法です。単に失敗や悪かった部分にフォーカスするだけでないため前向きな考え方だと言えます。
では、私の陸上競技の原点である中学校時代についてふりかえっていきます。実は中学時代は日誌などを書いておらず、記録が残っておりません。どんな練習を行い、どんな気持ちで陸上をしていたのか、記憶を頼りに思い出してみます。
一応100mでは全国大会入賞レベルまではいきましたが、元々の足の速さは、そこそこでした。小学校の運動会は6年連続2番。連合運動会という区の運動会でも2位と、なかなか先頭でゴールすることはできませんでした。それでも中学では迷いなく陸上を選びました。チームスポーツは頭になかったのは、協調性の低さ、良い言い方をすれば自分と向き合う自己内省的な力が当時からあったのかもしれません。
初めて出場した市内大会の100mではいきなり優勝しました。13秒くらいだったはずですが、1位でゴールしたことは覚えています。学校の朝礼で表彰されたはずです。しかし、自分はかなり足が速いのではという幻想は県大会予選で見事に打つ砕かれます。ほぼ最下位という結果。当時の埼玉県には、後に中学チャンピオンになる選手もおり非常にハイレベルでした。小学校の運動会のように僅差で2位という感じではなく、圧倒的大差をつけられ、ショックというよりビックリしたという感じだったと思います。初の県大会を終え、100mのレベルの高さを知り、陸上への熱が入っていったかというと…(続く)
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