「プリンシパル(Principle)」は、「原理」や「原則」を指します。これは、行動や思考、仕組みの基礎となる基本的なルールや信念を意味します。
個人や集団で、何かを目指し活動することは、学校や職場などで日々行われています。
ただ、数値的な目標を立てても、中々行動が伴わないことやチームとして同じ方向を目指していけないことは多々あります。
それは、行動の基軸となる理念が構築されていない。迷った際に立脚点になるものがないと、ふらふらとしてしまうのです。
そこで、理念を掲げ、どんな時でもそれを思い出せる、プリンシパルに当たる「言葉」を持っていることが非常に重要だということです。
多くの組織には、プリンシパルに当たる言葉があるかと思います。
高校時代、陸上部に「他人に勝つ前に己に克て」という言葉がありました。
当時はあまり意識していませんでしたが、本当にもったいないことをしたと後悔しています。もっと日々この言葉を思い出してればと今では思います。練習でも試合でも己に負けそうになった時に思い出したい言葉です。
以前、野球界のレジェンド、イチローさんが高校生に指導するという企画がありました。
イチローさんは3日間の指導を終え、最後にメッセージとして、高校生たちに「ちゃんとやってよ。」という言葉を残します。
イチローさんの意図としては、この言葉で、あの時教えたことを思い出して欲しいというものでした。長々とした言葉ではだめだとともおっしゃっています。
以下に著名人のプリンシパルを紹介します。
「小さな努力を積み重ねることが、大きな結果につながる。」 byイチロー
「自分の限界を決めるのは自分だ。」 byウサイン・ボルト
「一人の力では勝てない。チーム全員でつかむものだ。」 byレブロン・ジェームズ
「目的があるなら、情熱をもって取り組め。」 byスティーブ・ジョブズ
「目標は明確にし、それに向かって行動を起こすべきだ。」 byナポレオン・ヒル
自分がしっくりくる言葉を過去の偉人が残した言葉からいくつか選ぶのがよいでしょう。自分で作ってもよいです。大切なのは、いつでも思い出せるようにしておくことです。
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