塚越 健太郎(つかこし けんたろう)
東京都出身
順天堂大学スポーツ健康科学部卒業
<専門種目>
陸上競技・短距離走
<自己ベスト>
100m 10秒36
<競技実績>
日本学生陸上競技選手権 100m 5位
日本学生陸上競技選手権 4×100mR 3位 等
<資格等>
JAAF公認ジュニアコーチ
原田メソッド認定パートナー
中高保健体育一種免許状
<指導実積>
全国中学校陸上競技選手権大会出場
関東中学校陸上競技大会出場 等
<自己紹介>
中学から陸上競技を始め、高校までは全国大会とは無縁でしたが、毎年少しづつ記録を向上させていきました。
一般受験で入学した順天堂大学では、4年時に日本インカレで入賞することができました。学生時代は、陸上競技に没頭した、充実した時間でした。
卒業後は自らの経験を生かし、子供たちの教育に携わりたいと考えていました。
しかし、実際に学校現場に入ると、教えることの難しさに直面します。自分ができることと違い、教育とは何をするのかがわからない日々でした。
そこから様々な教育団体の学びに参加し、指導法や考え方を勉強してきました。
そこで学んだことは、大きく分けて2つあります。
1つは、子供たちの心を育てるということです。
もちろん目に見える結果成果を上げることも大切ですが、それ以上に人間としてどう成長するか、人間力の向上が土台になっていることを学びました。
教師はいかにして子供の生きる意欲を引っ張りだすか。そして学校を卒業し、社会に貢献できる人材を育て、教え導くため、指導力を磨かなくてはなりません。
指導に携わった陸上部では、心の教育を徹底しました。
すると、行っている練習内容は変わらないのですが、結果も出るようになっていきました。
部員もわずかな期間で倍以上に増え、全国大会や関東大会などの大きな大会にも出場することができました。
もし、心の教育や人間力の向上に目を向けず、技術的な指導ばかりしていたら、結果も出ず、部員もやめていたかもしれません。
もう1つは自分自身が変わるということです。
つまり子供が成長するためには、まず教師が成長しなければならないことに気が付きました。
うまくいかない時は、子供や周りの環境に原因を求めがちですが、他責にしている内は何も変わりませんでした。
教師の人間力向上が子供の人間力を規定していたのです。
『心・技・体』の教科書は、陸上競技の技術に特化した内容ではありません。
心、メンタルトレーニング、チームづくり、体力トレーニング、食育など、多方面からパフォーマンス向上を考えていきます。
そして、最終目標は、陸上競技を通じて、自立した人間になることです。
このブログが、これからの将来を担う子供たちのために少しでも役に立てたら幸いです。
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